「携帯を支える秘められたチカラ」ー 大手通信会社


事例
携帯電話でメールやネットを楽しむのは、今では当たり前のこと。
しかし実現のためには膨大な数の加入者情報をいかに高速で処理できるかがカギだった。

大手通信会社(A社)はどのようなサービスを提供しているのか

A社は、国内で携帯電話事業を展開している企業です。 A社の持つ1x EV-DO*1 DLR*2システムは、1x EV-DOシステムにおいて、加入者に対するセッションを保存・管理します。1x EV-DOのサービスはデータ中心のサービスであることから、セッションの容量および処理速度がカギになります。

*1 1x EV-DO
CDMA技術を応用した携帯電話方式「cdma2000」規格に含まれるデータ通信専用の技術仕様。

*2 DLR(Data Location Register)
移動体通信を行う加入者のセッション情報を管理するために利用されるシステム。 多くの加入者によるセッション情報を高速に処理する必要があるため、多量のデータの更新・参照を遅延なく処理できるデータベースが必要とされる。

既存システムが抱えていた問題

高速なデータ処理が要求されるDLRシステムで、既存のRDBMS製品を利用すると多量データの更新・参照に伴うI/Oの多発により、処理速度が低下するなどの課題がありました。
処理遅延を発生させないためには、利用した高速なデータ処理機能を実現しなければなりませんが、トランザクション機能やロック機能などアプリケーションで必要な機能をサポートしたインフラの開発には多大なコストが必要となります。

なぜALTIBASEが選ばれたのか

ALTIBASEはデータを高速に処理できるメモリデータベース機能を持っています。多量のデータの更新・参照が発生しても、I/O処理による遅延を抑えることができるため、DLRのようなシステムに最適なデータベースであるといえます。さらに、従来RDBMS製品と同様のインタフェースによる開発の容易性、高速なレプリケーション機能による分散処理への対応など、システムで求められていた要件をクリアしていたことが採用の決め手となりました。

図版

ALTIBASE導入により得られた効果

ALTIBASEの導入により、以下のような効果が得られています。

  • 従来のRDBMS製品では実現が困難であったデータ処理を実現
  • より少ないシステムリソースで処理を実現できるため、ハードウェアや、ライセンスの投資コストを大幅に削減
  • 導入・開発・運用方法が従来のRDBMS製品と同様に行えるため、専門の技術者をアサインしなくても対応が可能(簡単なトレーニングで技術をキャッチアップできる)